「住宅とは、安全で、快適で、健康で、経済的でなければならない」
これは、WHO(世界保健機構)で規定されている住宅の定義です。
私たちは、当たり前に要求されている住宅を造るために、本物住宅に挑戦します。
それは、木と土と石など天然素材のみで造り上げる。−−−合板や化学物質、揮発性塗料を含む、
いわゆる「新建材」と呼ばれる物を0(ゼロ)にすること。様々な住宅部材が氾濫する現代にあっては、
たやすい事ではありません。工期のこと・・・、職人のこと・・・、価格のこと・・・、維持管理のこと・・・。
しかし、日本の匠たちが伝えてきた工法、技術には、それぞれ深い意味と素晴らしい知恵が隠されています。
今回のモデルハウスは、住宅づくりの主流を変えるほどのインパクトのあるものです。
どうぞ、私たちの住宅に対する姿勢をご覧ください。
2010年6月
株式会社 ミキホーム
代表取締役 三木 克彦
内装はすべてを真壁(※)にし、無垢の木材と漆喰で仕上げました。日本の家づくりには、昔から漆喰が使われてきました。文化財に指定されている貴重な建物の白壁も、みな漆喰です。漆喰は、静電気を発生しないため、埃が溜まらず、家の中はいつも清潔です。また、ホルムアルデヒドなどの揮発性有害物質を分解し、吸着すると考えられており、空気がさわやかで気持ちよく、健康な暮らしが可能です。
(※)真壁とは、柱や梁などの構造材の一部を隠さずに化粧で見せる仕上げのこと。
日本の家づくりに古くから採用されてきた「差し鴨居工法」を取り入れました。梁ほどに太い鴨居(かもい)を入れ込むため、意匠はもちろん、構造材としての役目も果たし、強靭な構造体を造っています。
続き間の和室やリビングの天井は、梁や2階の根太を化粧で表わし、大黒柱を中心に昔懐かしい空間を再現しています。
この家に使った木材は、隅から隅まで全て日本の木です。構造材の土佐のスギを中心に、吉野のヒノキ、木曾のサワラ、青森のヒバ、東北のクリなど、全国から選りすぐりの材を集めました。「本物には本場の木材を使いたい」という私たちのこだわりです。玄関の戸を開けた瞬間から『木の香』が心も身体も癒してくれます。
この家のリビングのフローリングはとても印象的です。合板フローリングだけは絶対に使いたくない! という想いから、自社で開発したフローリング。耐久性、耐水性、磨耗性、意匠性などから総合的に判断して、私たちが選んだ素材は「栗」でした。太陽の陽光を浴びると黄金色に輝く栗のフローリングをお確かめ下さい。
















